正確!な妊娠検査薬の使用方法。このページでは気になる妊娠をしているかどうかを判断する上での、一つの方法である妊娠検査薬の使用について、わかりやすく解説いたします。

妊娠検査薬はどのように使うものなのでしょうか?
通常の市販妊娠検査薬の使い方は、説明書の方法に従うとよいでしょう。市販の妊娠検査薬の多くは棒状の検査薬の先に尿をかけて検査するか、尿をコップなどにとって棒の先につけて検査するようになってます。その後検査の棒を平らなところにおき、数分で結果がでるようになっています。多くの場合、判定窓に妊娠反応ありなし、の結果が出る仕組みになっています。
受精卵が着床すると数日の間に絨毛という胎盤のもとになるものが生えてきます。そこからhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンが分泌され、それが尿の中にも出てきて妊娠検査薬に反応する、というのが妊娠検査薬で妊娠が分かる仕組みです。
hCGホルモンの分泌は、最初は少量ですが、その後急増して妊娠2〜3ヵ月がピークとなり、妊娠している期間にわたって分泌は続きます。hCGホルモンは、胎内の赤ちゃんを守り、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌を保ちながら、胎盤の成長を促進させる働きをしているのです。
手軽な市販の妊娠検査薬が普及し始めたのは、今から30年くらい前のことで、それ以前は一般の人は、生理が止まるとかおなかが大きくなることでしか妊娠を知ることができませんでした。
一方、医療機関ではどうしていたかというと、なんとウサギを使って調べていたそうです。ウサギに妊婦の尿を注射すると、卵巣が刺激されて変化が起こるので、妊娠がわかるというわけです。この妊娠判定方法を「フリードマン反応」と言い、生理学者フリードマンが発見した判定方法だそうです。その昔、病院でウサギを飼っていたのはこのためだということです。
検体尿中のhCG濃度が妊娠検査薬の感度以下である場合、妊娠検査薬で検査を行っても、判定結果は陰性反応が出ます。なので、仮に生理不順があって、排卵日が不明な場合などに妊娠検査を行い、その結果が陰性であっても、必ずしも妊娠を否定しているとは限りらないので注意が必要です。
妊娠検査薬で陰性反応が出ると言うことは、妊娠検査を行った時点のhCG濃度が妊娠検査薬の感度以下であることを示していますが、これからhCG濃度が上昇する可能性まで否定している訳ではありません。無月経が続く場合には1週間程度経った後に再度妊娠検査を行うほうがいいでしょう。
また、例え最初の妊娠検査が陰性であっても排卵が遅れている場合には、2回目あるいは3回目の妊娠検査で陽性になることもありえます。いずれにしても、無月経が続く場合には専門家の診断を受けるべきだと言えるでしょう。
逆に妊娠が成立しているのに妊娠反応が陰性になる場合もあります。
まずは尿が水分の多量摂取後で非常に薄い場合です。尿が非常に薄いと、尿中に存在するhCGも希釈されてしまいます。その結果、稀に本来妊娠反応が陽性になるべきでなのに陰性になることがあるのです。このような現象は妊娠初期にのみ見られ、ある程度妊娠が継続した後では、たとえ希釈尿であっても陰性になることはありませんので、時間をおいて何度か検査することにより解決ができます。
次に、妊娠しているのに妊娠検査薬で陰性反応が出るケースがあるのは、妊娠の極めて初期に検査を行った場合です。着床後間もない時期の尿中hCG濃度が妊娠検査薬の感度以下で反応しない場合もあるのです。
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